20代の女性店長&マネージャーを応援するブログ

現役マネージャーによる、店長お悩み相談室。悩める新人店長さんはもちろん、マネージャーさんや若き管理職さんのヒントになりそうな記事をUPしております。

店長に向いている人の5つの特長(+おまけ)

こんにちは、mikaccoです。

毎日暑いですね~!先日、とある著者イベントに参加をして隣の人と仲良くなったのですが、なんと共通の知り合い(店長)がいることが判明!世の中狭いですね^^;

「あ~、何か○○(勤めていた会社)っぽいですね~」と言われて、辞めてもう5年くらいたつのですが、やっぱり染みついたものは変わらないんだな!と思いました。

 

今日は、「共通の知り合い」と一緒に働いていた社員時代を振り返って、「店長に向いている人」の特長を挙げてみたいと思います。

 

①自分に自信がない人

いきなり、ええ~?と思いましたか?

言い換えると、「慢心しない人」。

 

出来る店長ほど「心配性」で「細かいことが気になる」人が多いです。何か大きな判断をするときに、独断で決めることは決してしません。いろいろな人(上司・部下・同僚・取引先)に相談をして意見を聞いたり、ライバル会社やその分野で先端を行く企業の動向などの情報を収集したうえで、決断をします。最後に決断するのは店長である自分だけど、独断はしない。

そして、「長期的には楽観的、短期的には悲観的」な人が多いと感じます。「自分は将来もっと成長するぞ」「うまくいくぞ」と思っているけど、今週の商売を考えるときは「厳しい」ことを前提に、何をするかを考えます。

 

②面倒見が良い人

手取り足取り教えて上げる、ということではありません。出来る店長は、スタッフ一人ひとりのことをよーく見ています。そして「良い行動」をしているスタッフはすかさず褒める。「成長したスタッフ」もすかさず褒める。

店長って、スタッフからすると基本的には「(雲の)上の人」なんですよ。その人が「見ていてくれる」というのはものすごくモチベーションが上がります。

欠点のない人間なんていませんし、欠点ももちろん見えるけれど、その中でも「良い行動」と「成長」を見つけられる店長は、スタッフを良い方向に伸ばすことが出来ます。

単純な褒め上手と違う点は、「継続的に見て、具体的に褒める」こと。瞬間瞬間の褒めは、嬉しいかもしれないけどちょっと違う。店舗の中で毎日毎日接する中で、スタッフ一人ひとりを「見る」こと。そして気づいたことはすぐにケアする。(褒める以外にも気遣うとか、敢えて放っておくとか。)

 

③ルーティンワークが嫌いな人

店長の仕事は、ルーティンワークがかなりの割合を占めます。特にチェーン店の場合。

それが嫌いな方が向いているとは?

ルーティンワークが8割だとすると、残りの業務はそれ以外の仕事です。そして、それ以外の仕事こそ、店舗を成長させるための仕事だからです。

「次のキャンペーンでウチの店は何をしようかな?」とか、「次の半年後の組織を見据えて育成計画を練ろう」とか、「うちの店のレイアウト、そもそもこの配置でいいの?」とか、「ディベ内で何かイベント出来ないかな?(もしくはイベントに乗っかれないかな?)」とか。

ルーティンワークが好きな人、というか、もくもくやるのが好きな人だと、そちらの業務に逃げこんでしまって、それ以外の業務に手を出さなくなるんですよ。手を出さなくても店は回りますし。

常に新しいことを追い求める人のほうが店長には向いています。

念のため言っておきますが、ルーティンワーク嫌いだけどやるんですよ、ちゃんと。

 

④弱音を吐ける人、ダメなところをさらけ出せる人

このブログを読んでいる方は、きっと真面目な方が多いと思います。プライべートの時間を使ってまで、「店長」という仕事に向き合おうとしている方だから。そんなあなたへのメッセージを書きます。

「店長は弱音を吐いてはいけない」「店長は弱みを見せてはいけない」なんて思っていませんか?

むしろ、店長が弱みを見せたときに、スタッフは成長するものです。

例えば熱があって体がだるい、というとき。

「申し訳ないけど休ませてもらってもいいかな?」と言える関係を築いておきましょう。人間、持ちつ持たれつです。誰だって体調が良くないときはあります。「いつもフォローしてもらっている(もう片方がいつもフォローしている)」関係よりも、「持ちつ持たれつ」のほうがお互い気が楽じゃないですか?

「いつも頑張ってる店長」がたまに弱音を吐くくらい、スタッフは温かく受け入れてくれます。人間、そばで頑張っている人間がいたら、それが上司であれ部下であれ、応援したくなるものなんですよ。

 

⑤会社の経営理念(ブランドの理念)に共感している人

「そのブランドの理念に共感していること」というのは、向いている・向いていない以前に店長としての最低条件です。会社の悪口ばかり言っている店長は、さっさと転職しましょう。幸いなことに、「店長」はどの業界でも不足気味ですから、転職先に困ることはないでしょう。

店長は、ブランドの価値をお客様に伝えるための「店舗」という器の責任者です。その人が理念に共感していなければ、本来の役割を果たすことはできません。

 

ひとつ注意点は、「100%の共感」である必要はないということです。ブランドが掲げる理念の「本質」に共感しているかどうか。それに付随するサービスや商品、オペレーションなど、ブランドの在り方はどんどん変わっていきます。もしくは店長が変えていったら良いのです。

ただし、「理念」が変わることは決してありません。だから、ここに共感できるかどうかが大事です。

 

最後に、「自分は人前でしゃべるのが苦手だから店長向いてない」とか、「私は数字に弱いから店長向いてない」と思っている人がいたら、安心してください。そんなものは1か月で慣れます。(数字のことはこのへんも読んでみてください。)

mikazukiya.hatenablog.com

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若いうちに、向いてないことをお金をもらいながら経験できて、「向いてないこと」が「向いてないけどまあ普通にできるレベル」まで成長できるとしたら、こんなに美味しいことはありません。

 

そして、店長は、時々は「向いてないこと」を体験する必要があると思っています。なぜなら、スタッフに新しいことを教えるときに、「向いてないこと」に向き合って身に付けたあなたの体験が役に立つからです。

私は、「今の店にも慣れたな~」と言う頃に、英会話を習ったり、ヨガを習ったり、「新しいことを習う」ということを良くやっていました。「うまくいかない体験」をすれば、新人スタッフの苦労に共感することが出来るからです。(単純に生活に飽きて新たな刺激を求めていた、というのもあります。)

 

この記事を書くにあたって、一緒にお仕事をした「超一流の店長たち」のことをたくさん思い出しました。やっぱ一流の人は皆さんストイックだったなぁ…と思います。謙虚だし、勉強熱心だし、視野は広いし、頭の回転は速いし。あと、優しい人が多かったです。話すまでは「怖いひとなのかな?」と思っていましたが、包容力とユーモアにあふれた優しい人たちでした。(そうじゃない人もいたけどね笑)

改めてありがとうを言いたいです。

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