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どんな店にしたいか決めたらやること その3・数値で目標を立てる

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どんな店にしたいか決めて、

スタッフとも最低限の信頼関係が築けて、

店長として店の数値も確認したら、いよいよ目標を決めます。

 

ざっくりでも良いので、年間目標、半期目標、四半期目標、月目標を立てましょう。

 

大事なポイントがあります。

目標は必ず!数値で決めてください。

 

例えば、「お客様がぜったい笑顔で帰っていただける店」にしたいを考えたとします。

それを実現できたら、数値はどう変化しますか?

 

売上は?

客数は?

客単価は?

 

「ぜったいに」「笑顔で」帰ってくださるなら、きっとそのお客様は再来店してくださるでしょう。ということは、少なくとも客数は前年比100%を超えるはずです。

どのくらいのさじ加減かは店長にゆだねられますが、店に可能性を感じるなら、少し高めの目標設定にしても良いと思います。というか、高めの目標のほうが結果は出やすいです。

 

「接客力を上げ(て売上を上げ)る」という抽象的な目標でも、買い上げ点数を上げるのか、単価の高い商品を売るかでは取り組みが変わります。

店舗の立地、客層によって作戦を考える必要があります。

たとえば、駅の構内にあるような慌ただしい感じの店ならば、単価の低い商品+1点、というような、買い上げ点数を上げる取り組みになるでしょうし、

百貨店の中にある落ち着いた雰囲気の店ならば、じっくり試着していただけるボトムスやアウターなどの高単価商品に力を入れたほうが良い結果に結びつくかもしれません。

 

数字の目標(特に大きな数字からブレイクダウンした、現実的な数字の目標)は分かりやすいし、説得力がありますよね。

 

ちなみに、私が新人店長のときに掲げた「ノーストレスで買い物ができる店」を実現するためには、下記の数字を意識しました。

 

・客数、客単価(前年比100%を超えることが目標。ノーストレスで買い物ができるなら、絶対競合店よりウチを選んでもらえる!という思い込み笑)

・TOP60商品の欠品率 全店平均以下(仕入れるだけでなく、品出しするところまで。だってほしい商品が売り場に並んでいなかったら、ストレスですよね?)

・時間帯別売上構成比、売上額、客数の前年実績、先週実績、今週予測(それに合わせた必要人員を配置をする。だってノーストレスだから・・・)

・クレーム件数 ゼロ(とにかく「不」をなくす。不満、不快、不備・・・だってノーストレスだから!)

・レジ待ち ゼロ(これは、車での来店率が高かったため、回転が落ちると売上も落ちるから、という理由もあり。)

 

ちなみにこの店舗は、「利益出さないとつぶすよ?」と会社から勧告を受けていた店舗だったのですが、半年間でなんと貢献利益前年比200%超えを達成して、表彰もしていただきました!(当然売上、客数、客単価も前年比超え!)(自慢!)

 

こんなにうまいこと成果が出たのは、スタッフに恵まれて、かつ運が良かったということが大きいと思っていますが、そもそも目標を立てなければ成果もなかった(か、あってももっと小さかった)はずだと思えば、私にとってはものすごい成功体験でした。

 

でも、行動したのは自分だけど、行動させてくれたのは、まわりにいた上司や、先輩店長や、スタッフのおかげです。その感謝の気持ちをどこかで返したくて、こうやってブログに書いているというわけなのです。  

というか、もう、数値で「これならいけるんじゃね?」という目標をたてられたなら、その目標は八割方達成したも同然です。(段取り八分。)店長には道筋が見えていて、スタッフが見えるところに旗を刺したのですから、これでたどり着けないわけがない(と思いこんでやると結構たどり着ける)。

 

もうね、悩んでる店長さんはとにかく数字力を磨いたらいいですよ。

スタッフと話すときに、数字を根拠に話すくせをつける。そうすると、スタッフに「成果を出すための要求」ができるくせがつきます。

スタッフだって、「成果を出しまくってるイケてる店」で働いた方が楽しいに決まっている。イケてる店で働くスタッフは、「厳しさ」に誇りを持ち始めます。そうすれば店は店長が何をしなくとも勝手に成長していきます。

店長の「作りたい店」をかなえるためには数字はものすごい武器になります。数字力を身に付ければ、上司だって社長にだって、自分のやりたいことを訴えることができるんですよ。

経営者の意思決定は、必ず数字でなされるものなんです。

 

数字力と意思決定についてはこちらも合わせてどうぞ。

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