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どんな店にしたいか決めたらやること・その4 ワークスケジュールに店長の意思を込める

どんな店にしたいか決めたらやること・その4は、

「ワークスケジュールに店長の意思を込める」です。

 

その3はこちら。

mikazukiya.hatenablog.com

 

その4あったんかーい!というくらい間が空きましたが、ありますよ~。(なんと2年3か月越しの更新!!)

 

ワークスケジュールというのは、シフト表のことですね。(言い方はお店によって様々かと。)

ワークスケジュールは①月②週③日の順で計画していきます。順番に見ていきます。

 

1.月間ワークスケジュール

前月の3週目~4週目くらいの間に、売上目標と、在庫目標と一緒に立てます。順番としては、「週ごとの売上目標を決める(祝日とか社内・ディベロッパーのイベントとか考慮)」→「何をいくつ売るか決める」→「何をいくつ仕入れるか、仕入れた在庫をどういうレイアウトで、何枚店頭に陳列するか決める(回転率注意)」→「売場をつくるために何人時必要か、売るために何人時必要か(人時生産性と作業必要人時の両面を考慮)」という順番で月間の計画をざっくりと立てていくことと思います。「売上」と「人時(≒人件費)」と「作業量」のバランスを考えることが大事で、さらに出来る店長は「育成」のための人時(≒人件費)を組み込みます。

 

2.週間ワークスケジュール

月間でざっくり(といえど精度は大事なのですが)作っていたワークスケジュールをここで確定させます。月前半で、予定よりも売上が上振れた場合、下振れた場合、調整をしながらシフトを確定していきます。さらに、育成したいスタッフがいる場合、新しくトレーニングを始める場合、もしくはフォローを付けながら実践してもらう場合、その分も考慮に入れたシフトを組む必要があります。

そして、育成を行う日と、最強の布陣で売上を取りに行く日のメリハリをつける必要があります。経済学の考え方で「比較優位」というものがありますが、誰が、どの業務を行えば店舗の戦力が最大化するかを考える必要があります。さらに、その意思はシフトを出した時点でスタッフに共有されていることが理想です。

 

3.1日のワークスケジュール

2で考えたことを実現するためには、ここに落とし込む必要があります。2の時点で店長の考えがスタッフに共有されていれば、スタッフは当日「そのつもりで」出勤してきます。例えば新人スタッフが平日にフォロー付きでレジ業務を行う、その週の終末の大きなイベントの際はメインでレジに入ってもらう、という計画を立てていた場合、スタッフが「そのつもりで」出勤してくるのと、「当日のシフトを見て知る」のでは、成果が、おのずと変わってくると思いませんか?

 

育成は店舗運営上でもキーとなるので例に挙げましたが、これ以外でも「アウターのキャンペーンをやる」場合、平日に試着の時間を設けて、スタッフで接客トークを考えて置き、週末は店頭に接客人員を○名以上配置して、○枚売りましょう、と共有しておく、のとそうでないの、どちらが売上につながるでしょうか?

 

店長の仕事は「前始末」。週末のピークタイムには、店長は競合店の視察に出かけても店の売上が最大化出来ていることが理想です。スタッフ数10名以下のお店だと難しいと思いますが、店長はゆったりと全体を把握、ナンバーツー、ナンバースリーが陣頭指揮を執っているという状態に持っていくことは出来るのではないでしょうか。

 

店長の仕事の8割は、その月、その週が始まる前に終わっているといっても過言ではありません。売上、売場、在庫をどうするか。「売上最大化」「利益最大化」「店の継続・発展」のためにヒト・モノ・カネをどう使うか。それらの計画の集大成がワークスケジュールです。

 

さらに言うと、このワークスケジュールすら自分で作らず、ナンバーツー、ナンバースリーに任せていき、(作り方は自分が教えるんですよ。だから自分が作れない人はまず自分が作れるようになってね。)考え方を共有できるように下を育てるんです。

 

どうでしょうか?

普段のシフトづくり、どこまで考えられているでしょうか?

「そんなこと言っても店長が実務に入らないと店回らないよ~」というお店が山のように存在していることももちろん知っています。私自身、レジを打ったり、商品たたんだり、せざるを得ない状況はたくさんたくさんありました。

でも、それは店長という仕事の本質ではないということを分かっていただきたいのです。糸井重里さんの言葉で、「多忙は怠惰の隠れ蓑」という言葉があります。「忙しい」ことを免罪符にして、店長の仕事を放棄してはいけません。

 

・・・ってここまで書いて、今がGW商戦の真っ只中ということに気付きました。へとへとな店長さんに鞭打つ記事だったら申し訳ない…けど、忙しいときほど先の計画(今なら5,6日残り2日の売上最大化+週明けの立て直し計画)立ててくださいね!それがスタッフ皆のためですから!

 

 

 

 

採用→育成→稼働計画の好循環を回したい方はこちらもどうぞ。

mikazukiya.hatenablog.com

 

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