20代の女性店長&マネージャーを応援するブログ

現役マネージャーによる、店長お悩み相談室。悩める新人店長さんはもちろん、マネージャーさんや若き管理職さんのヒントになりそうな記事をUPします。

深刻さは敵を作り、謙虚さは味方を作る

f:id:mikazukiya:20210407013750p:plain


先日、店長時代の資料を整理しておりました。

 

資料と言っても、雑多なメモ書きばかりなのですが、いろいろと懐かしいものが出てきました。

 

例えば、本社勤務をしていたときに、先輩から時間の使い方についてボロクソに怒られてから毎日つけていたタイムスケジュール表。

前日終業前に翌日の計画立てる⇒実績つけながら仕事して分析⇒翌日の計画、の繰り返し。

タスクを書き出す⇒重要な仕事から優先して時間をとる、とか緊急でなく重要な仕事(7つの習慣で言われる「第二領域」)の割合を増やす、とか、この頃に身につけました。

(おかげで今の職場では誰より先に帰れるようになりました(笑))

 

そんな中、きらりと光る、タイトルの言葉。

 

 

深刻さは敵を作り、謙虚さは味方を作る。

 

 

日付を見ると、もう10年も前のメモなのですが、良い言葉じゃないですか?誰かの言葉の引用かなー。ちょっとそこまでは書いてませんでした。

 

店長って、真剣に店舗運営のことを考えれば考えるほど、「出来ていないこと」が見えてきてイライラしてしまうものだと思うんですよ。

 

「私はこんなに真剣に考えているのに、なぜスタッフは分かってくれないんだろう?」

「いまの売上じゃ本当にまずいのに、危機感を持ってくれない」・・・こう思った時点で、スタッフが敵に見えてしまう。

悩めば悩むほど、イライラしてもどかしくて、「他者」を変えようとしてしまう・・・。

 

でも、「他人と過去は変えられない」のです。

変えられるのは、「自分と未来」。

 

謙虚に、現実を受け止める。

謙虚に、素直に、「こうしたい」「こうしてほしい」を相手に伝える。

そうして味方を増やしていくことでしか、店長は仕事ができません。

(だって一人じゃ営業できないですよね?ランチも抜き、トイレにも行けず笑顔で接客できないですよね~?)

 

謙虚さは、学ぶ姿勢にもつながります。

現状を打開するために、何が必要か?

謙虚に現実を受け止めれば、「どうやって解決しよう?」という思考になるはず。

今の自分に武器が足りなければ、身に付けるしかありません。

 

謙虚に現実を受け止め、謙虚に学ぶ人。

こんな人が周りにいたら、味方になってあげたくなっちゃいますよね。

 

ぜひ、深刻さではなく謙虚さで、目の前の壁に立ち向かってくださいませ。