みか月屋のブログ

元アパレル店長による、店長お悩み相談室。悩める新人店長さんたちのヒントになれば幸いと、ちまちま更新中。お悩みコメントお気軽にどうぞ。

売上とCSとES その2

売上かCSかESか・・・その2。

 

売上を上げるためのESとは?

勘の良い店長さんならすでにお分かりかと思いますが、スタッフの力を売上達成のために使いまくる!ということです。

 

分かりやすい例を挙げますと・・・

都心のとあるターミナル駅で店長をしていたとき、

人手不足がひどすぎて、「日本語しゃべれて誠実な人ならだれでもいい!」と

カタコトの敬語がしゃべれる中国人留学生のAさんを採用したことがあります。

 

Aさんは、「敬語がなっていない!」とお客様から怒られ(焦ると間違えちゃうんです、日本人も使い慣れてない人はそうでしょ?)

「日本人に接客してもらいたい」という時代遅れな奥さまの言葉に傷つき、(こんな人ほんとにいるんですよ!びっくりです。)

暗い表情で売り場に立つ日が続きました。

 

しかしそんなとき、中国人のお客様が現れた!

当然、私はAさんが中国語ペラペラなことを知っていましたから、

「Aさん、接客お願いします!」とお願いしました。

その時のAさんの活き活きした表情といったら!

お客様も笑顔で帰っていかれたことは言うまでもありません。

 

ポイントは、「スタッフの強みが活かせる仕事」を「任せる」ということです。

こんなことを言ったら「えっ?」と思われるかもしれませんが・・・

私より接客のうまいスタッフはたくさんいます。

私よりセンスの良いスタッフはたくさんいます。

私より在庫管理の得意なスタッフはたくさんいます。

私より語学の得意なスタッフはたくさんいます。

 

私にできることは、そのスタッフが「私よりできる!」ということを認め、「その力を店の売上、店にくるお客様のために思いっきり発揮してね!」と伝えること、そのためのポジションや役割を与えること。

それは店長にしかできない仕事です。

これがうまくいくと、売上「も」、CS「も」、ES「も」、すべてが良い方向に回り始めます。

 

普段はスタッフに任せておいて、店長はいざというときに腹をくくって責任を取る役割、くらいに思っておいていいんです。(スタッフがミスしたらお客様に頭を下げる、とかね)

ぜんぶ自分が、自分が、なんて思わなくていい。

むしろ、良い意味でスタッフを頼るほうが、お店はうまく回ります。

そうしてできた時間で、店の次の戦略を考え、スタッフの配置や育成の計画を練る。

 

それが店長の仕事だし、何よりもやり甲斐のある、面白い仕事だと思います。だって、お客様も喜び、売り上げも上がり、スタッフのモチベーションも上がる、皆が笑顔になれる仕事ですよ^ ^