20代の女性店長&マネージャーを応援するブログ

現役マネージャーによる、店長お悩み相談室。悩める新人店長さんはもちろん、マネージャーさんや若き管理職さんのヒントになりそうな記事をUPします。

「忙しい」の後遺症

おはようございます、mikaccoです。

仕事祭り(=忙しい)は相変わらず小規模で続いておりますが、なんとか定時近くで帰れるようになってきました。

 

「忙しい」の後遺症はなかなか治りません。

一番感じるのは、「仕事を止められなくなっている」こと。

案件がA、B、C…ときて、AをやってBをやって疲れたら休憩すればよいのに、なんかそのままCをやってしまう。そして疲れる。

これでは仕事中毒なので、「嫌になる前に止める」と自分に言いきかせ、無理やり席を立ってお手洗いにいったりコーヒーを買いに行ったりしております。

 

なじみの職人さんが言っていました。「どこで止めるかが難しい」と。

 

どれもこれも、「やったほうがいい」ことは間違いないんです。でも、すべてをやってしまったら時間が足りない。「やらなければならないこと」「やったら効果が高いこと」に自分のリソースを割かなければならない。

 

それが自分でコントロールできれば一番良いけれど、その力がつくまではある程度の強制力に頼るのもよいのかな、と思っています。

うちの会社、20時でパソコンの電源が強制的に切れるようになっているんです。延長するにはいちいち申請が必要で、申請するたびに上司に「必要なの?」ってチクチク言われながら申請するんです(残業代が出るわけでもないのに)。

そういうハードルは面倒くさいけれど、面倒くさいからこそ枠内で抑えようとできるのかも、と最近思い始めています。

勝間和代さんも、著書で「子育ては最強の大リーガー養成マシン」とおっしゃっていました。「限られたリソースで最大の成果を出す」思考は、「限られた時間」の中でこそ養われるのかもしれません。「自分の時間は限られている」という、当たり前のことを認識する。(忙しいときって自分の時間を無制限に差し出していませんか…?)

 

ということで、6月の目標は、「19:00以降仕事をしない」(週末のイベント4日間は除く)にしました。(=19:00以降、プライベートでやりたいことに時間を使う、という目標でもあります。)

守れるようにしっかり仕事を組み立てて、「やらないことはやらない・止める力」を磨きたいと思います。

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忙しいシリーズ第1弾、第2弾。

mikazukiya.hatenablog.com

 

mikazukiya.hatenablog.com

暮らしマネジメント お金編

こんばんは、mikaccoです。

 

おそるおそる書いたこちらの記事ですが、意外と好評いただいているようですので、調子に乗って暮らしマネジメント第2弾を書きたいと思います。 

mikazukiya.hatenablog.com

 

 

今回はお金編。

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お金は大事ですよ!

「全然考えてないよ~」という方は、頑張って働いて得たお金を活かせるよう、ぜひ次のお休みに見直す時間を取ってみてくださいね。

 

 

お金について考えるうえでの大原則。

 

 

毎月の収支はプラスにするようコントロールする

 

 

これは何があっても死守してください。何のために働いているか分からなくなります。(お店が赤字=なんのために営業してるの?ってなるのと同じ!)毎月の赤字をボーナスで埋める…なんてもっての他です。20代独身というのは使い時でもありますが、貯め時でもあります。効果的なお金の使い方をするためにも、毎月の収支はプラスに!

 

 

収支をプラスにするにはこんな視点でチェックを。

 

①収入の10%~20%は貯金・積み立て投資をする

はい、お給料が出たら強制的に貯金です。ひとまずどのくらい貯金したらよいの?というのは人によって考えが様々ですが、「働かなくても半年~1年暮らせる金額」とか「年齢×100万」とかいろいろ目安があるので自分なりに考えてみてください。

貯金がある程度たまったら、NISAとかiDeCoとかありますから、調べてチャレンジしてみるとよいです。(NISAは手軽だし、すぐに始めても損はありません。iDeCoはデメリットもあるので良く考えてから入ることをおすすめします。)

 

投資については、勝間和代さんの『 お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ (光文社新書) 』がいちばん参考になりました。私はSBI証券で実践中。一時期マイナスでしたが、今は結構プラスになりました。ドルコスト平均法最強。

 

 

 

 あと、こんなことをやっている会社もあります。 『投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール』。 理念に共感して毎月積み立てをしています。儲けることは考えていませんでしたが、収支はとても良いです!

 

 

 投資は若いうちから始めたほうが絶対によいので、今20代の方は羨ましいです(本気で)。他にも株、FX、仮想通貨、不動産といろいろあるので、興味のある人はきちんと勉強したうえで手を出してみると良いと思いますよ。(勉強しないでお金を出すのは「ギャンブル」。リスクとリターンを理解したうえで「投資」しましょう)

 

②固定費を把握する

固定費=家賃、水道光熱費、携帯料金、保険料など、毎月必ずかかるお金。

1人暮らしの場合、家賃が割合としていちばん大きいはず。家賃は手取り収入の25%に収まるくらいが良いです。安ければ安いほど良いです(実家最強)。許容範囲30%ですが、30%だと結構きつい。

ただし、「帰ってきて安らげる家」「元気に一日を始められる家」であることが大大前提。周囲がうるさいとか、防犯面で不安があるとか、通勤に時間がかかりすぎる場合は引っ越しも検討しましょう。(私は「広さ」を犠牲にして、「立地」と「水廻りのきれいさ」を取りました)

 

あと、保険。保険は人生で2番目に高い買い物と言われます(1番は住宅)。よーくよーく考えて入るか入らないか決めてください。1年でいくら払うのか、10年、20年でいくら払うのか。それに見合う保証だと自分で納得できるのか。「誕生日すぎたら保険料あがるから」と慌てて入らないで。

 

変動費は予算をたてる

 収入ー貯蓄(投資)-固定費で残ったお金が変動費になります。食費、服飾費、雑費など。料理得意な方はお弁当作るとマジお金貯まりますよ。(無理な方は諦めて別のコストを削ればいいと思います。)服飾費は特にアパレルの店長さんはお仕事柄、けっこうかかってしまうと思うのですが、今の時代、シーズン終わったらメルカリで売ればいいんじゃないですかね!(会社のルール的にダメかな……?)

 

服飾費は、「月間」ではなくて「年間」で予算立てたほうがうまくいくと思います。月の予算立てで服飾費を出して、×12カ月で年間の予算を出す。そこからシーズンとアイテムでマトリクスつくって、何月に何買うか決めるやり方です。

夏:冬で4:6くらい(冬物のほうが高い)にする。で、おすすめは「何も買わない月」を作ること。一旦買い物を止めることで、ほしいものに対する感度が上がります。

 

 

ここで、ひとつ重要なおすすめをしておきます。

収入の10%~20%は、自己投資に使いましょう。内容は、

A「アンテナを張る」投資

B「経験する」投資

C「得意分野を磨く(or不得意分野を克服する)」投資 がオススメです。

 

Aは、新聞を取る、有料メルマガを購読する、本を買って読む、オーディオブックを聴く、等。

Bは興味のあるセミナーに参加する、オンラインサアロンに参加してみる、興味がある地域に旅行をしてみる、新しい趣味を始めてみる、等。

Cは、語学を学ぶ、会計を学ぶ、現在の職業と親和性のある分野について専門学校に通ってみる、等。美容に興味がある人なら、全身脱毛する、歯列矯正をする、とかもよいかもしれません。お金について学ぶ、というのもものすごくコスパのよい投資ですよね!

何しろ、10年後の自分に投資するよりも、今の自分に投資するほうが投資効率は良いわけですから、どんどん自己投資しましょう。

 

あと、自己投資として時には「節目」となるお金を使う を意識してみてください。

私の節目は「パリとヘルシンキに一人旅をしたこと」でした。5泊7日で飛行機とホテル代で25万円くらい。滞在中の交通費や飲食代、アクティビティ、お土産代などで5万円くらい。当時のほぼ月給でしたが、ものっすごく楽しかったし、海外一人旅できた!という自信にもなったし、自分が普段過ごしている世界ってすごく狭いんだな~ということが実感できました。

 もちろん、行くと決めてからは英会話を(NHKラジオで)必死で勉強したし、現地の地理や歴史も勉強したし、現地通貨に両替するから為替もチェックしたし、多方面にアンテナを張るようになりました。帰ってからも、現地で見たり聞いたりしたことに興味が出て、図書館でそのことについて調べたりもしました。

直接ではないけれど、私の判断軸のひとつに旅行中の感覚が加わったことは確実で、今でも良いお金の使い方をしたなぁ~と思っています。 

 

 ④ミニマムライフコストを出してみる

①~③を集計して、1か月の収支計画を完成させます。Excelで作ってもいいし、マネーフォワードなどのアプリで作るのもよいでしょう。

そのうえで、「自分は1か月いくらあれば暮らしていけるのか」を把握しましょう。これは貯蓄額を決めるうえでひとつの判断基準になります。貯金はやっぱりミニマムライフコスト×1年分くらいはあったほうが安心かな、と個人的には思います。

今働いている会社が本当に嫌で嫌で辞めないと死んじゃう・・・!となったとき、1年働かなくて暮らせる貯金があれば、死ぬ前に辞められますよね。

 

 

 

こんなことを考えていると、お金を無頓着に使わなくなります。

お金を意識的に使う、という意味で気づきの多かった本をご紹介します。

 

美しく生きる女(ひと)のお金の作法 ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす

美しく生きる女(ひと)のお金の作法 ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす

 

 

 

 ⑤収入を上げる方法を考える

長期的にはこれですよね。注意点としては、「残業して給料を上げる」は意味がありません。むしろ「定時で帰る」ことを目標にするほうが収入UPにつながる可能性が高いです。「時間当たりの生産性」が高まるから。(というか店長=管理職だから残業代出ない人も多いですよね・・・?)

今の会社でキャリアアップする、専門スキルを磨いて転職(or独立)、副収入を得る…。収入を上げる方法を考える=キャリアを考える=人生を考える、ということですので、大いに考えてください。

ただし、①~④が身についていないと、稼いだ分使ってしまって結局手元に残らない…となりかねませんので、まずは①~④を見直し、自己投資しながら⑤の方向性を決める、というのがおすすめです。

 

 

お金の話は現在進行形で考えたり実践していることがあるので、ある程度形になった段階でまた書きたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

「忙しい」と「充実している」の境目と境目を超えたときの対処法

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こんばんは、「忙しい」をようやく脱却したmikaccoです。(20時前に夕飯完了!)

 

昨日の記事で、「忙しいがダメな理由」を書きましたが、今週は引き続き「忙しい」をテーマに。

 

mikazukiya.hatenablog.com

 

いくら「忙しいのは良くない」と言いつつも、お店がいつも暇なのは利益が出ませんし、人生の中で「忙しいからこそ成長できた」という時期もあるでしょう。

 

「忙しすぎる」と「充実している」の境目はどこでしょうか。

 

・キャパを超えていると感じる

・「やらなければいけない」ことが多いと感じる

・休息する時間が十分に取れない、疲労がたまる

・友達と会う時間が取れない

・部屋が乱れる

・洗濯物がたまる

・財布の中にレシートがたまる

・味方がいないと感じる

・趣味の時間が取れない

・学ぶ時間が取れない

・好奇心がなくなる

・食事が慌ただしい

・身支度も慌ただしい、身だしなみに気を配れなくなる

・書類がたまる、メールがたまる

・本当にやりたいことをやっているか、重要なことに時間を使っているか等、時間の使い方を振り返ることなく目の前の事をやり続けている

 

 

これらが現れたら、境目を超えていると思います。ブレーキを踏むことを考える、何かを手放すことを考えるべきです。

 

何かを「やめる」ことはなかなか難しいですが、思考方法としておすすめの観点を3つご紹介します。

・目的を考える(何のためにやっているか、誰のためか、メリット)

・動機を考える(自分の気持ちとしてやりたい、やりたくない)

・「無かったらどうか」を考える(無くすことのメリット、無くすことでデメリットが大きいか)

 

前提として、あなたの人生の時間はすべてあなたのもので、1日24時間の中で何をするかは100%あなたが決めていると気づくことがスタートです。

 

どんなブラック企業に勤めていても、そこにいることをあなたが選んでいる。辞めたかったら、「明日から来ません」は無理でも、「1か月後、3か月後、半年後に辞める。別の道を行く」と決めて、そのために行動することは出来ます。

 

あるいは、1日12時間働いているうちの4時間の仕事を「やめる」。 4時間というのは、1日の中で2割弱の時間です。この時間が「やらなければいけないと思いこんでいる事」から「空白」の時間になったら、何が「したい」でしょうか?

 

忙しすぎると、ランチで何を食べるかということですら、自分の希望を叶えることができません。(例えば外食にいったとして、純粋に食べたいものではなく、すぐ出てくるものを頼んでしまう等)

 

 「自分がいちばん好きなものを躊躇なく選ぶ」。これは私のここ数年のテーマでもあります。これ、不思議と忙しくなった瞬間に出来なくなるんですよ!自分に余裕がなくなるので、心身の守りに入ってしまうからだと思います。(少し仕事が早く終わって、「デパート寄って行こうかな?いや、でも明日に備えて帰って寝よう・・・」みたいな。)

 

余裕がないと人生において選択肢が減るんですね。ああ、勿体ない。

境目超えてるな~と思ったら、何かを「やめる」。ぜひ考えてみてください。

「忙しい」がダメな3つの理由

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おはようございます、mikaccoです。

少し間が空いてしまいました。

というのも、すっっっごく忙しかったんです!

 

ということで、今日はその中で感じた学びを書きたいと思います。

 

ここでいう、「忙しい」の目安。

・余裕がない(話しかけてくる人が邪魔)

・定時までめいっぱいやっても「今日やるべきこと」が終わらない

・お昼ごはんを落ち着いて食べられない

 

まあ、この1週間の私の状態がこんな感じでした。ああ、ほんとによくない。

 

 で、1週間アクセルべた踏みで、なんとか通常営業に戻しました。(つまり、話しかけられても平常心で答えられ、定時までに今日やるべきことは終わり、お昼ご飯を落ち着いて食べられる状態)

 

1週間を振り返って、やっぱ忙しいのはダメだな!と再認識しましたので、今日は「忙しい」がダメな3つの理由を書きたいと思います。

 

1.「重要なこと」にリソースを集中できない

「忙しい状態」に陥ってしまうと、とにかく目の前の仕事から片付けてしまいがち。すべてが「今日締め切り」になってしまうと、「重要か重要でないか」「どう利益に結びつけるか」ではなく、「上げられるものから上げる」「効率よく終わらせる」ことが判断軸になってしまう。

 

2.チームワークを乱す

忙しすぎて余裕がなくなると、「待ってあげる」気持ちがなくなる。「仕事が出来ない人」への当たりが強くなる。他人に対して攻撃的になる。結果として長期スパンで考えると人もチームワークも育てられない。

 

 3.やる気がなくなる

ほんとコレですね!心身ともに疲弊するので、仕事に対するやる気がなくなります。そして、プライベートもなくなるので、だんだん人生に対するやる気がなくなる・・・。忙しい状態でのやる気は、自分の内側から出てくるやる気でなくて、「終わらせる」ことへのモチベーションでしかなかったりするんですよね・・・。そしてとにかく疲れるのは良くない。疲れれば疲れるほど、「休む」オプションがなくなって、とにかく前へ前へ、しか考えられなくなって、余計疲れる。

 

これらを踏まえて、改めて私が心に決めたことは2つ。

ひとつ。嫌になる前に止める(休憩する)。これはDaigoさんの本にも書いてありました。やり切ってから休憩するより、やり切る前に休憩して、休憩後に続きを始めたほうが集中しやすいそうです。これからお昼休憩は毎日11:30から取りたいと思います。(調子に乗ると13:00くらいまでお昼取らなかったりしてたので)

 

ふたつ。断る。

今回の最大の原因は、仕事のピークがくるところに他の仕事を頼まれてしまい、それを受けてしまったことにあるんですよね…。まあ振ってくる上司も悪いと思いますけど…。普段は70~80%の力で仕事ができるよう、自分でコントロールしているのですが、この時期だけは95%くらいになるけど仕方ないか…と受けてしまったのが運の尽き。

ここからは愚痴になりますが・・・某取引先が2か月前からお願いしていた仕事の締め切りを過ぎても知らんぷりを決め込み、結局私がぜんぶやることになって、それがピークと重なった…というのが今回の敗因(?)でした。

その人と一緒に仕事をするのは初めてでしたが、その会社の方とは仕事をしたことがあったのですっかり油断していました。やっぱり仕事って人次第ですね。

そんなこともあるので、そもそも私に余裕を残しておかないと大変なことになるなぁ、と改めて感じた次第です。

 

では、今日も仕事に行ってまいります!

(ブログも更新できて、ようやく通常営業です!)

つくる仕事、つなぐ仕事、売る仕事

こんばんは、mikaccoです。

 

がっつり系の仕事が2つ続きましたので、今日はライトに行きたいと思います(目標)。

 

私なりの仕事論。

私は、仕事は3つに分けられると思っています。

それが、タイトルの「つくる仕事、つなぐ仕事、売る仕事」です。

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つくる仕事

価値を生み出す仕事。0から1を生み出す仕事。服をつくる、本を書く、アプリをつくる、健康をつくる等。

 

売る仕事

生み出されたモノやコトをお金に変える仕事。お客様に商品の価値を伝え、共感してもらい、提供する対価としてお金をいただく仕事。

 

つなぐ仕事

つくる仕事を売る仕事をつなぐ仕事。それひとつでは成り立たないことを、つなげることで価値やお金を生み出す仕事。

 

これは、観念的なことです。

例えば、店長の仕事を一つとっても、新店を立ち上げている店長は、「つくる仕事」をしていると感じるでしょうし、店舗運営=商売と捉えれば、店長の仕事は「売る仕事」でしょう。

 

私は、店長の仕事を「つなぐ仕事」だと捉えています。

商品を仕入れたり作ったりする人がいて、商品の魅力をお客様に伝えてくれるスタッフがいて、それをつなぐ仕事、というイメージ。あるいは、店舗の中で必要とされる様々な業務があり、働きたいスタッフがいる。組織を作って、店舗運営をしてお金を生み出す。スタッフには働く場を提供してお金を稼いでもらう。

私は、「つなぐ仕事」を楽しいと思うし、向いていると思う。だから今もマネージャーという仕事を選んでいます。

 

でも、いろんな店長がいていろんなマネージャーがいていいんです。店長の仕事をする中で、「つくる仕事が好きだな、得意だな」と思えば、そういう仕事のほうを向いてみる。(店舗開発とか、MDとか)

「売る仕事」が好きだなーと思えば、営業の仕事のほうを向いてみる。(社内でも「法人営業部」なんていう部署があるかもしれません。)

 

個人的には、店長はずっと店長をやるより、店長をやって別の仕事をしてまた店長に戻って・・・という働き方をしたほうが、幅が広がると思っています。私の先輩で、店長をやった後MDをやって、また店長に戻って、自分がつくった商品を自分で売ったという人がいます。これ最高じゃないですか?

店長の仕事が好きで、ずっと店長の仕事をやりたいと思っている人も、チャンスがあったら別の部署に異動してみることをおすすめします。

 

なんでこんなことを書き始めたかというと、店長という仕事を楽しんでほしいから。ちょっとね、昨日「辛い人」向けの記事を書いてしまったので、「こんな楽しみ方あるよ」ということを書きたくなりました。

 

「未来につながる仕事」って楽しいですよね。そして、未来につながる仕事になるかどうかは自分にかかっています。

「店長の仕事は会社の仕事を網羅している」 ということはこのブログのどこかで書きました。その中で、自分が好きな事、得意な事を見つけるというのが一つの方法。

 

もう一つの方法が、「つくる」「つなぐ」「売る」分析です。

 

私、「売る」こともかなり好きなんですが、自分で営業するのはあまり向いていませんでした。それよりは、いろんなことを「つないで」、仕組みとかチームワークで売ることが好きだし得意なんです。

「つくる」は個人的には楽しいけど、仕事にできる域には達していないかなぁ、と自己分析しています。だから、趣味として楽しむ。

 

楽しみながら、「自分は何が好きかな~、得意かな~」と自己分析してみてくださいね!そして、得意なことをどんどん磨いてみてください!それが未来につながる仕事です。たぶん。

店長に向いていないと落ち込んでいる人へ

こんばんは、mikaccoです。

 

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店長なら誰しも、「私、店長向いてないなぁ・・・」と落ち込む日があると思います。(マネージャーの方は「店長」を「マネージャー」に置き換えてください。)

 

私も何回も思ったことがあります。泣きたい気持ちで我慢して家に帰って、シャワー浴びながら大泣きしたり、どこか遠くに行こうと思って車で(そのときは車通勤だった)高速に乗ってひたすら西へ向かってみたり・・・(逃避行?)。

 

店長って、人と関わる仕事だから、しんどいんですよね。そして辛くても、「ちょっと1週間休みます」とは言えない。(しんどい店長ほど、休んだらスタッフに冷たい目で見られると思ってる。)悩む店長ほど、頑張って働いてしまう。

売上がいかなくても、在庫1ケタ多く発注しちゃっても、人間関係が上手くいっていれば、周りの人と相談しながら協力してもらいながら、問題解決できるんですけどね。

 

いちばんしんどいのは、「無力さ」を感じたときだと思うんです。店舗運営がうまくいかない、自分のしゃべっていることがスタッフに受け入れられていないなど。

あるあるパターンですと、ナンバーツーの立場の人と自分とで能力があまり変わらないとき。ナンバーツーのスタッフのほうが、自分よりスタッフに信頼されていて、いろんなことを相談されていると感じることもあるかもしれません。(年齢が近かったりすると特に。)

 

そんなあなたに言っておきます。

「店長」という立場にいるだけで、あなたは重荷を背負っています。「渦中にいるからこその苦しみ」が絶対にあるし、それはどんなに優秀でも周りの人には分からないものです。「その店の店長」はあなただけですから、あなたにしか分からない悩みがあって当然だし、周りのスタッフはどんなに優秀でもあなたとは違う立場で仕事をしているのだから、同じモノサシで測ることはできないんです。

(仮にあなたがナンバーツーの立場にいたら、きっと今ナンバーツーをやっているその人よりも、うまく仕事をするはずです。だって、あなたはすでに店長に任命される能力があって、その人にはないんですから。店長から社員に降格した人の働きぶりを何人か見たことありますが、それはもう皆さんソツなく仕事して、あっという間に店長に復帰してましたよ(笑))

そして、店長よりもナンバーツーのほうがスタッフに相談されやすいのは当たり前です。自分に置き換えて、営業部長とエリアマネージャー、どちらが相談しやすいですか?店長でなくてナンバーツーに相談がいっているとしたら、それは組織として正しい状態です。

 

これらを踏まえたうえで、あなたがやるべきことは2つだけです。

ひとつめは、ナンバーツーのスタッフと徹底的にコミュニケーションを取ること。

ここでも書きましたが、ナンバーツーとコミュニケーションを取らないオプションは使えません。店が分裂します。

mikazukiya.hatenablog.com

このときのポイントは、「さらけ出すこと」だと思います。自分に苦手な業務があるなら、フォローしてもらう。スタッフが困ってることがあるなら意見を吸い上げてもらって、架け橋になってもらう。「こういうことをやってほしい」ということをはっきりとお願いする。

ただ甘えるのではなく、自分が店長として、この店を良くしたいと思っていること、そのために今足りないこと、力を貸してほしいこと、を自分の言葉で話す。

いきなり話すのが怖ければ、上司で練習してみる(笑)。「○○さん(ナンバーツーの人)にこういう話をしようと思っているのですが、どう思いますか?アドバイスもらえませんか?」と話してみる。感情的になるのは良くないので、落ち着いて、客観視をして、「事実」と「考察」と「感情」を分けて伝えるようにするとよいですよ。まず上司で練習。

(たまに誤解してる人がいるんですけど、上司には失敗してもいいんですよ。上司は部下の失敗をフォローして、育てる責任があるんですから。)

 

 そしてふたつめは、自分の能力を高めること。これは、やみくもにやってはだめです。会社に「業務評価」があるならば、そこで点数が低い分野のマニュアルや市販本をしっかり読んで知識をつける。セミナーとかあるなら行ってみる。で、知識として入れたことは即実践してみる。今店舗で困っていることを解決するための勉強を、休みの日を使ってでもやってみる。

店長の仕事の良いところは、基本のスパンが「1日単位」「週単位」「月単位」であること。1日単位の仕事(例えばピークタイムに合わせた人員配置、とか)は、1か月20回として、1年で240回できます1週間に1回やる仕事(例えば1週間のシフトを作るとか、週末に向けて在庫を発注するとか)は、1年間で52回も実践できる。月単位の仕事でも12回もできます。(※長期休暇があるから実際はもうちょい少ないですね。

 

ちゃんとやろうと思って、上手くいかなかったことは振り返ったり他の店長に相談してみたりいろいろ試してみたりして、これだけの回数やって成長しない人って・・・いないと思いませんか?(成長できないとしたら、回数=経験の問題ではなくて、考え方を理解していないだけ、我流でやっているだけです。)

ましてや店長の仕事って、やることは多いんですけど一つ一つの仕事はそこまで難しくないんですよ。(しいていえば、「たくさんの仕事」に優先順位をつけて破たんさせないように実施することが一番難しいかもしれない。)

 

最後におまけで、店長に向いていないと落ち込んでいる人に贈る言葉

向いていないと思っても、1年はやってみよう。本当に「向いていない仕事」なら、向いてないからこそ学びは多いはず。お給料をもらって人生勉強が出来ると思って、いろんな実験をしてみよう。失敗でもいいからいろんな経験を積んでみよう。今しかできない経験。10年後にはできない経験。

 

店長でも弱みを見せていい。完璧な店長より、助けてあげたくなる店長になればいい。そのほうがスタッフは成長する。

店長だって間違うことはある。大切なのは間違いを認められるかどうか。ごまかしたりうやむやにせず、「間違ってた。申し訳ない。」と潔く言おう。

 

あなたが今悩んでいることを、1年後のあなたはすっかり忘れている。今、夜も眠れないくらい悩んでいることも、1年後のあなたにとっては「取るに足らないこと」になっているから安心して。

 

人に頼っていい。でも人に頼れないときは、自分で自分を甘やかそう。時には思い切って休もう。休んでもなんとかなる。限界を越える前に休もう。「体調不良」は休むための立派な理由。自分がいなくても会社は回る。会社のために自分を犠牲にする必要なんてない。自分を大事にして。

 

それでもどうしても辞めようと決めたら、覚悟して。もう元には戻れない。それでも辞めていいと思えるなら、すぐに上司に言おう。お店には店長が必要。あなたでないなら別の人を探す必要があるから。そのポジション、別の人にあげちゃっていいんだね?人がどう思うかより、自分がどうしたいか。少しでもやってみたい気持ちがあるなら、でチャレンジしてみたら?本当に本当にやりたくないこと、辛いことなら、なるべくはやく離れよう。

 

Sweetの付録並みにボリュームのあるおまけになってしまった。

 

なお、日常的に月間220時間働いてる人は、本格的に勤務環境を見直した方が良いです。新店など一時的な繁忙期は仕方ないかもしれませんが、1年以上続いているとか、会社の人の平均時間がこれくらい、という場合、とても心配です。世の中にはそんなに働いてない人、いっぱいいますから。(小田急線の18時台の下りなんて超満員ですからね!)

今いるお店のこととか、お給料のこととか、不安かもしれませんが、一度外の世界を見てみた方が良いかもしれません、とお伝えしておきます。

 

今日の話をまとめると、「ガンガンいこうぜ!でも、いのちをだいじに」ってことですね。時には西に逃亡したっていーんだよ!(どこまで行ったか知りたい人はコメントください。)

 

 

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採用面接のポイントは3つだけ。合否を決めたら動機付けを始めるべし。

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こんばんは、mikaccoです。

 

店長の皆さまは、採用面接をする機会も多いことと思います。特に繁忙期後は次の繁忙期に向けた採用のチャンスです。(特に大学1年生の学生アルバイトが足りないお店は、G.W.明けは採用のチャンスです。大学にも少し慣れて、アルバイトでも始めようかなぁ、という時期なので。)

ということで今日は採用面接の話を。

 

いきなりですが、私、半年間で1,000人以上採用面接させていただいたことがあります。1対1はとても無理なので、申し訳ないけど集団面接でやらせていただきました。1回MAX5人を、最大8ターム。3か月くらい面接と新人研修だけやっていた時期がありました。

そんな中でつかんだ採用面接の極意。

ポイントは3つだけです。

 

①入室してきた瞬間。その人が売場に立って接客する姿が想像できるか。

これは、お客様目線でアリかナシかを判断するチェックポイント。容姿やファッションセンスではなく、清潔感があるか、きちんとしようとする意志がみえるか(面接に臨む服装として配慮があるか)をみます。(面接に適当な服装でくる人はその時点で×

 

②「初めまして、mikaccoと申します。本日はお越しいただきましてありがとうございます。ではさっそくですが、自己紹介と志望動機をお聞かせいただけますか?」に対する答えを聞いて、一緒に働きたいと思うかどうか。

これは前向きさとか、協調性、積極性など何かしらの良いところが見えれば◎。あるいは課題は多そうだけど、「自分が責任を持って育てたい」と思えればそれも◎。

「なんか良く分からないけどこの人嫌い!」と言う人は×。(面接なんて好き嫌いですよ!)(そして「なんか良く分からないけど」はそのうち必ず表面化してくる

 

③条件が合うか

いちばんは店舗でほしいシフトの曜日・時間帯に働けるかどうか。勤務時間、勤務の際の条件(服装とか)、時給、交通費など、双方合意できるか。

 

そうすると、30分で5人の面接をやっても合否はぱっぱっと決まります。

慣れてくると大体最初の10分で合否は決まるので、ここからは「動機付け」です。

「もし採用させていただいた場合、××という仕事があるんです。ぜひ○○さんにやっていただきたいと思っているのですが、いかがですか?」と聞いてみる。(当然ながら、それまでのやり取りで、○○さんに任せたい仕事のイメージは決まっている。)

 

○○の中には、時期によって違う役割が入ります。

例えば、採用面接スタート直後、2週間くらいで事務の手が足りなくなります。採用の人には合格の連絡して入社手続きにきてもらう。不採用の人には不合格通知を郵送する。そんなことをやっていたら面接する人(私だ)がいなくなってしまいます。

そこで、「事務をやっていますが接客にチャレンジしたいと思って志望しました」という方がいた場合、「新店オープン後はもちろん接客をやっていただけるのですが、オープン準備期間、裏で支えていただける方をちょうど募集させていただいているのですが、やっていただけませんか?」と誘う。

新人スタッフが増えてきて、トレーナーが足りない!となったときに、「今年大学を卒業しました。教職免許持ってます」という方が来たら、「すぐにレジ教えますから、慣れてきたらトレーナーやってみませんか?(トレーナーのやり方も教えます!)」と勧誘する。

オープン1か月前なら、「今から集中的にレジだけ教えます!オープニングのメインレジを打てるように頑張ってみませんか?」とか。(接客経験者だと「レジ」が「フィッティングルーム」になり、服飾の専門学校の人だと「ミシン」になり、体力がありそうな若者だと「バックヤード担当者」、目立つの大好きな人は「店頭呼び込み」になる。)

 

なお、オープン時は裏方チームの責任者(資材とか受電とかクレーム対応とか)だったのですが、採用面接を行った者の特権として、最強チームを作らせていただきました(笑)。物腰が柔らかで正確なコミュニケーションが取れ、ストレス耐性のある人。一匹狼タイプではなく、チームで物事を進めることに喜びを感じられる人の集団。ほんとに最高のチームでした。

 

あと、さすがに質問一つでは決められない場合もあるので、いくつか質問のバリエーションを書いておきます。

「接客で一番大切なことは何だと思いますか?」(接客経験者なら、「接客時に心がけていることは何ですか?」)

一見深く聞こえる質問ですが、特に答えはありません。「笑顔」でも、「相手の立場に立つこと」でも、「準備をしっかりしておくこと」でもなんでもOK。ただし、その言葉に説得力があるかどうか。「笑顔が大事だと思います」と答えた人が真顔だったら×。「準備をしっかりしておくこと」と答えた人の履歴書の字が殴り書きだったら×。

あと、「なぜそれが大切だと思うか」も突っ込んで質問できます。

「なぜ、笑顔が大切なんですか?」に対して、「お客様を歓迎する気持ちが伝えられるから」とか「お客様にリラックスしていただきたいから」とか、その人なりの価値観がみえるかどうか。

 

「今までで一番頑張ってきたことは何ですか?」

「今までチームで何かを成し遂げた経験はありますか?」

質問の仕方で大事なポイント。出来るだけ『いままでやってきた行動』について聞くこと。そして「なぜその行動をしたのか」を聞く。「行動」「具体的なエピソード」で答えてくる人は普段からそれをやっている人です。「考え」の場合、本心かどうかが面接の場では見抜けないことがあります。「考え」で答えてきた人には「何か具体的なエピソードがあれば教えていただけますか?」と助け船を出してみる。それで大体分かります。

 

最後に、「迷った場合はどうするのか?」についての私見です。「迷ったら止めておくべし」です。「迷うけど採用」と思えるならよいですが、フィフティーフィフティーだとたいてい後悔します。ぜったいに妥協が入っているから。

妥協が入ると、育成に本腰を入れられないんですよ。採用したら採用した人に育成責任がある。私はそう思っています。

部下に採用面接を任せるときには、面接の基本的な枠組みを教えたあとに、「あなたが責任を持って育てたいと思うなら採用、そうでないなら不採用にして」と言ってきました。

 

あと、自分と似た人ばかり採用する傾向がある人は要注意です。(お調子者の店長がお調子者のスタッフばかり採用するとか。最初は楽しいかもしれないけど、口うるさいしっかり者もいないとお店がガタガタになりがち、みたいな。)組織の多様性が無くなると、組織が弱くなります。おそらくブランドの採用基準があると思いますので、その原理原則に則って判断するのが基本となります(さっき好き嫌いって書いたけど!)

なお、自分より優秀な人が面接に来てくれた場合、躊躇せずに採用してくださいね!店長は「マネジメントする人」なんですから、実務なんて「自分が一番できない」が実は最高の状態なんです。自分には出来ないことが出来る優秀なスタッフ集団をつくって、自分はスタッフが最高に輝ける場をつくる。店長はマネージャーであると同時に、すぐれたプロデューサーであるべきだと思います。

 

こうやって書いていくと、店長やマネージャーというのは人を活かす仕事で、実にクリエイティブな職業ですね!もっともっと女性店長、女性マネージャーなど管理職が増えていけばいいのにな~。管理職ってぜったい女性のほうが向いてると思うんですよね。人の細かい変化に気づくのも女性のほうが得意ですし。女性店長が増えたらお店はもっと良くなると思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

嫌なことがあったときは

おはようございます、mikaccoです。

 

昨日は仕事で嫌なことがありました。沈んだ気分のまま会社を出たのですが、「このまま家に帰りたくないな~」と思い、回り道をして歩いて帰ることにしました。

 

少し遠回りをすると、木がたくさん植えてあって、ライトアップもされている素敵な遊歩道があるんです。(途中にお店があったりもするので、夜でもまあまあ安心して歩ける。)

 

自然のある場所は、歩いているだけで癒されます。たとえ都会のビルに囲まれた小さな自然でも、やっぱり自然が持つ力はすごいなぁと。くしゃくしゃした気持ちがだんだん伸びてきて、また明日から頑張ろう、と思えるところまで回復。

 

最後は「美味しいもの食べて帰ろっ!」とファミレスで夜の11時にパフェを食べて帰ってきました。(暴挙!)(てか最近のファミレスってすごいんですね。友達同士でおしゃべりしてる人たちだけじゃなくて、ファミレスで会議してる人たちとか、1人飲みしてるひととか、自由な空間でした。)

 

嫌な事があったときは、それに引きずられないように一回切り替えて、リセットしてからもういちど向き合うのが大事かなーと思います。心の中が感情の嵐(そのことばかり考えてしまう状態)になったら、一度それを捨てるために違う環境へ行く、別のコミュニティの人と話をする。嵐が過ぎ去ってから、問題に向き合う、当事者と話をするというのが良いと思います。

感情的なコミュニケーションは、どうしても相手を傷つけてしまいがちだし、自分もあとから「言わなきゃよかった」と後悔しがち。業務的なことはスピードが求められるけれど、自分の感情が関わることは、なるべく結論を保留にして、落ち着いた状態で進めたほうがよいです。

落ち着くためにも、余白はやっぱり大事です。(昨日のやつ)

 

最近ちょっとお疲れ気味だったので、次のお休みは少し大きめの公園に行って、緑に囲まれてのんびりしてこようかな~。

 

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では皆さま、良い週末を!

(仕事の方は仕事を頑張って!私も仕事だ!)

余白の大切さ

こんばんは、mikaccoです。

今日はとても眠いので、短くいきたいと思います。

 

みんな、余白を大事に!

 

若いころは100%の全力が尊いと思っていた時代もありました。

でも100%はすぐ溢れる。疲れる。しんどい。

80%だと楽。楽しい。いざというときリカバリーがきく。

50%だともっと楽。余裕。(余裕って余って裕(ゆたか)って書くんですね←てきとう)

 

 

余白を大事にしよう。

仕事の予定は、仕事の時間内の5~8割の間に収める。

そもそも仕事は8時間で収めて、プライベートに侵食させない。

プライベートの時間も、予定は2割~5割くらいで収めて、何もやらない時間を作るぐらいがいい。

 

デザインも、余白が大事。余白があるからデザインが洗練される。

家具のレイアウトもそう。家具の面積を制限するから、居心地良い空間になる。

人生も、余白があるから楽しいんじゃないでしょうか。

 

 

そんなことを思う、金曜の夜。

 

 

 

 

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締め切りとメールのマイルール

 

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こんばんは、mikaccoです。

 

本業がピークです(私の)。

1週間のうちに3回も別の内容の勉強会をやらなければなりません。自分で資料を作って自分でしゃべらないといけないやつです。3つ勉強会のうち1つの資料はまだこの世に存在していません。

そして、今私が統括している商談中のお客様が150組様くらいいて、毎日「●●について教えてください」とか「●●の資料が違ってました(結局違ってなかった)」とか連絡が入ります。さらに、取りまとめてくれる関連会社の担当が新人ちゃんで、いちいちフォローを入れないと仕事が完結しません。

さらに、今日の17時頃、「今日中にお願いします」という、わりかし時間のかかるチェック業務の依頼がきました。(しかも担当者が情報止めてて締め切り間際に送ってくる最悪のパターン)

 

でもね、お腹がすいたので家に帰ってきました。(※嘘です。パソコンが強制シャットダウンされたからです。)

 

大丈夫。まだ焦る時間じゃない。(←分かる人はきっと同年代。仲良くしましょう。)

まず、勉強会の資料は、構想はすでに出来上がっています。手書きで。あとはそれをパワポに起こすだけ。まあ2時間あれば出来るでしょう。(その2時間をどこで確保するかも計画してある。)

 

質問は、私が答えられないやつは全部答えられる人にボールを投げてきました。で、質問した人には「いま確認中なので分かったらメールします」と回答済み。私は待つだけの状態です。(これで「まだですか?」と催促されたら、担当者に催促するだけ)

 

そして一番大事なのは、「今日中にお願いします」に対しては、「無理です(もっと早く言ってください)。明日の午前中まで時間ください」と返したこと。(というか内線で連絡しようとしたらその時点ですでに担当者いなかったんですけど・・・???)

 

私が絶対にやらないのは、「何時になってでも今日中にやらなければいけない仕事」を残すこと。これだけは本当に避けています。同じやるなら、「締め切りの前々日に頑張る」ほうがまだまし。前々日に頑張る⇒前日に最終チェック⇒提出できるから。

 

あと、人に課す締め切りは、自分が本当に欲しい日付の3日~1週間くらいまえに設定します。絶対に遅れる人がいるから。みんな忙しいのは分かってる。だからちょっと遅れても許してあげられるように、余裕を持つ。「今日の今日」だと、「何があっても絶対ください!」みたいに相手を追い詰めることになるし、そもそも相手が対応出来ない(しない)場合もあるから(あ、今日の私だ。)

 

あ、自分に育成責任がある部下の場合は別ですよ。ちゃんとスケジュールを握って、スケジュール的に無理がないことを確認したうえで、「いつまで」は遵守させます。締め切りを守らないと、その後にその仕事を受ける人が皆迷惑することをたたき込みます。自分で完結する仕事のほうが少なくて、自分の仕事の先で待っている人がいることが想像できない人は、一人前の社会人ではないと私は思っています。

 

あと、今日もうひとつ発見したんですけど、

レスポンスが速い=業務を理解していて、即時判断ができる

レスポンスが遅い=自分で判断できない。判断に迷いがあり、先送りする。

だなぁと。

メールのルールとして、「メールは開いたらそのまま返信」を自らに課しているのですが、最近、いくつか出来ていないメールが残っていたので、これは反省事項です。「そのまま返信」を100%出来ていたら、仕事って溜まらないですからね。受信フォルダを空にして(=すべて処理済みにして削除済みアイテムに移動して)帰るのが理想です。

これもレスポンス待ちがあると残ってしまうのですが・・・だからメールの返信が速い人って、それだけで惚れます。大好きです。独身の男性だったら「結婚ましょ!」って思うし女性だったら「今度飲みいきましょ!」ってなる。(いや、心の中で思うだけですけど。)

 

なんか、思考を垂れ流してしまいました。

やっぱりちょっと疲れてるのかな~。

ゆっくりお風呂に入って、早めに寝たいと思います。ではでは~。

第一印象は2秒で決まる。「ちょっといい状態で出社」のススメ。

こんばんは、mikaccoです。

「第一印象が大事です」

接客業をされている皆さまなら、それこそ仕事に就いたはじめに言われたことと思います。。

 

「いらっしゃいませ」は笑顔で言いましょう。

身だしなみにも気を配り、背筋を伸ばしてご挨拶しましょう。

売場はお客様が気持ちよく過ごせるよう、クリンリネスと整理整頓を徹底しましょう。

 

新しく入ってきたスタッフにも必ず言うことですよね。

これを「どうでもいい」という店長・マネージャーはきっといないはず。

 

 

では、あなたの、スタッフに対する行動はどうでしょう?

朝(または入店したとき)の挨拶は自分から元気よく行っていますか?

その日、スタッフと初めて顔を合わせたときの表情や声のトーンは?

そして休憩室やバックヤード、店長の机は整理整頓されていますか?

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店長にとって、大切なことがあります。それは、スタッフから「店長は感情で動く」と思われてはいけないということ。

店長はたくさんの意思決定をしなければなりません。そのときに、当然「原理原則に則って判断」します。売り上げが上がるとか、お客様にとって誠実であるとか、判断基準があったうえで物事を決めていきます。

でも、中にはすごく損なタイプの店長がいます。きちんとした判断をしているのに、「店長は贔屓してる」とか、「店長の好き嫌いで決まる」と誤解をされるタイプです。

 

意思決定の「理由」をスタッフに伝えないことがいちばんの原因ですが、もう一つの原因が「朝の挨拶を軽視している」ということです。

 

挨拶についてはこちらの記事でも書きました。

mikazukiya.hatenablog.com

 

朝の挨拶というのは、スタッフにとってのあなたの第一印象です。店長は、自分が思っているよりもスタッフから「見られている」ことを意識してください。身だしなみはもちろんのこと、あなたの表情や声のトーン、話すスピードまで、周りへ与える影響は大きいものです。

 

さらに、この朝の挨拶を「一定の高レベル」に保つことを意識してみてください。MAXハイテンションを毎日続けるのはしんどいし不自然なので、「中の上」くらい。ポイントは「沈まない、イライラしない、喜びすぎない」です。

人間、良い時も悪い時もあります。朝からいいことがあった日は自然にハイテンションになりますし、家族とケンカをしてしまって嫌な気分で出勤するときもあると思います。体調が悪い日もあります。

そういうプラスマイナスをチューニングして、「ちょっといい状態」にしてお店に入る。

 

それを続けると、スタッフから「店長はいつも安定している」と思われるようになります。「良い状態で安定している」と思われると、スタッフのストレスが無くなります。(自分に置き換えてみてください。嵐のように毎日コロコロと感情が変わっている上司と、穏やかな晴天のような上司、どちらが良いですか?)

 

スタッフが店長のご機嫌伺いをするようになったら最悪です。「今日は店長機嫌悪そうだから声掛けるのやめとこ…」と思われたら、コミュニケーションが滞って問題発見が遅れたり、意思決定しなければならないことが先延ばしになります。(最悪そのまま放置されて、いつか爆弾が爆発するような大きな問題になって現れたり・・・)

店長が安定していれば、スタッフから、「リアルタイムで」「本音の」情報が入ってきます。

 

間違っても、イライラしているときにそれをスタッフとの対応に出して、「ご機嫌取りしてもらおう」なんて(無意識でも)思わないでくださいね。自分の機嫌は自分で取りましょう。

 

おまけ。

私はイライラしたり落ち込んだとき用に「凹んだらコレ!」リストを手帳の片隅に記しています。ちょっと恥ずかしいけど公開します。(ちなみにちらっとその上に写っちゃったのは「読みたい本リスト」。今Daigoが職場でプチ流行りしてる。)

結構効果がありますので、良かったら試してみてください。

 

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やっぱり一番効果があるのは睡眠ですね。睡眠大事。

マニュアルは何のため?

こんばんは、mikaccoです。

G.W.商戦の立て直しは順調でしょうか?明日は休みという方も多いでしょうから、まだお仕事中の店長もたくさんいらっしゃることと思います。お疲れ様です。

 

さて今日は、マニュアルの話。

個人経営のお店だと分かりませんが、企業に属する店舗の場合、たいてい「マニュアル」がありますよね。

 

「店長、マニュアルって必要ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?

店長のあなたはマニュアルをどのくらい見て、使っていますか?

そもそも、マニュアルって何でしょう?

 

 

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私なりの答えです。

 

マニュアルには、その仕事をやるために一番簡単で、一番確実に効果の出る方法が書いてあります。(もしそうでない場合、マニュアルの意味がありません。)

過去の先輩たちが試行錯誤しながら仕事を行ううえで、いちばん良いと判断した内容をマニュアルに記しています。(だからマニュアルは現状に則して更新されることがあります。)

だから、あなたが新しい仕事を覚えるときや、普段やっている仕事がうまくいかなくて悩んでいるときは、まずはマニュアルの通りにやってみてください。

 

これは、ビジネスパーソンにも同じことが言えます。何をマニュアルとするかは業界や職種によって異なりますが、その業界で「常識」とされている知識をまず身に付ける。これをベースにすることで、ミスが減る、非効率(遠回り)が減る効果が期待できます。

 

それから、覚えておくと便利なフレームワークもあります。販売計画を立てるなら、古典的ですが「マーケティングの4P」や「製品ライフサイクル」や「パレートの法則」、売場のレイアウトを考えるなら、「AIDMA」、自分の仕事の組み立てなら「PDSPDCA)」、目標を立てるなら「5W1H」、「SMART」など。

これもひとつのマニュアルです。

※手っ取り早くフレームワークを知りたい方にはこちらオススメ。

 

 

 

なぜフレームワークが便利かというと、「MECE」で物事を考えられるから。

MECEが分からない店長は前にもおすすめしましたが、これを次の休日に読みましょう。マジで。

 

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

 

 

 

もちろん、マニュアルは万能ではありません。いってみればただの「便利な道具」です。個人の資質や、マニュアルを超える判断が必要な場面はたくさんあると思います。それでも、まったくの新人さんがいきなりぽんとお客様の前に出るよりは、まったくの新人店長がいきなり店舗運営するよりは、マニュアルで「一番簡単に効果が出る方法」を学んでからのほうが良い結果が出やすいです。本人が、仕事の道筋が分かって仕事をするので、不安が少なくなるからです。

 

まとめ。

「マニュアルなんかいらねーよ」と粋がっている人は、まずはマニュアルを読んでみましょう。(会社にマニュアルがない人は、自分が属している業界や職種で「常識」とされていることを学んでみましょう。)

本当に仕事が出来るひとはマニュアル=(その業界や会社の)基礎を身に付けたうえでマニュアルを超えていっています。(マニュアルを変えたり、会社のルールを変えたり)

 

・・・これ、20代の方向けだからこそ言えることなんです。そして、企業で働き続ける人はもちろんですが、出来ればフリーランスを目指す人ほど基礎を身に付けてほしい。

私は今仕事でフリーランスの方とお客様をマッチングする仕事をしていますが、企業で勤務経験がない方ほど、「企業人」のお客様とトラブルを起こしがち。「企業人」の常識を理解していないから起こることです。

基礎を身に付けるなら、早い方がいい。歳をとればとるほど「我流」にはまってしまう人が多いです。まずは社会人としてのベースを作ることに取り組んでみてください。それが、30過ぎたらあなたの「決して減らない貯金」になりますよ。

 

G.W.商戦後の立て直しは年末年始商戦を見据えて

こんばんは、mikaccoです。

店長の皆さま、G.W.商戦お疲れ様でした。

うまく成果は出ましたでしょうか?

今年のG.W.はお天気にも恵まれ、気温も高かったですから、売上好調だったお店も多いのではないでしょうか。

 

さて、繁忙期が終わったら店舗の総点検をしましょう。

売場、バックヤード、その他の管理状況が「あるべき姿」になっていない場合は即座に直します。これをだらだらやっていると、店のレベルがあっという間に落ちていきます。理想は超繁忙期でも即座にあるべき姿に戻っていること、ですが、現実はなかなか厳しいと思います。G.W.の終わった今週の金曜日までに立て直すことが絶対です。

(この記事昨日書けばよかったですね…すでに1日終わった…)

 

そしてもう一つ大事なことが、「スタッフのスキルやスタンスの再評価」です。

店長の皆さま、今、どこまで先(未来)が見えていますか?最低でも夏のセール時期の体制、さらに店長たるもの、年末年始商戦まで見据えて店舗運営をする必要があります。(もっと言うと、学生バイトが多いお店なら、「今年度で卒業するスタッフ」を把握して、1年後まで考えて置く必要があります。大学4年生が多いお店は、その年の繁忙期の前に4年生を雇っちゃダメです!長く働いてくれる1年生を雇いましょう!出来る4年生がいるうちに1年生を雇って、その年の秋冬の繁忙期で育てるんです!)

 

・・・話がそれました。

G.W商戦で発生した問題=店舗の成長のチャンスです。

 

ここで質問。アパレル業界が最も儲かる季節は?・・・冬ですよね。他の業界も、「ハロウィン~クリスマス~年越し・新年セール」は稼ぎ時なはず。

ということは、G.W.商戦で「もっとこうしておけばよかった」と思ったことを、年間のピークである秋冬商戦・年末年始商戦までに改善できれば、売上UPのチャンスが広がる、ということになります。しかも、夏のセールがその前にあるので、調整しながら進められます。

 

スタッフは繁忙期に成長するもの。繁忙期をうまく利用してスタッフ育成をすすめましょう。

G.W.商戦で輝いていたスタッフは、上に引き上げるチャンスです。成果を認めて新しい役割を与えるとか、これからの期待を伝えるとか。自信を持ち始めたスタッフは、キャリアについて先を考え始めますから、うまく波に乗せてあげられると良いですね。

 

売上の振り返り、在庫の見直し、売場の立て直しとともに、「年末年始商戦」まで見据えて、ぜひスタッフの育成計画や役割分担についても見直してみてください。

 

そうやって先を見据えて組織を作ると、店長はどんどん楽になって、どんどん先のことを考えられるようになります。そうしたら店長は出来た余裕の分、外でどんどんインプットして、それを店でアウトプットして・・・と、プラスの循環が回るようになります。楽に成果が出せるようになります。

 

※ただし、人をきちんと育てていると、エリアマネージャーが「この店安定してる」とか言って人材引っこ抜いていったりするんですよね・・・。でも、そこでエリアマネージャーにしっかり「貸し」を作っておけば、あなたのキャリアにもつながるはずだし、「あの店長は人を育てるのがうまい」という評判はぜったいにプラスになりますから。

さらにいうと、引っこ抜かれた後の方が残ったスタッフはその人の穴を埋めようと思って頑張ってくれます。つまり、育成が加速するから、どんどんやったほうがいいということ!(一時的にめっちゃしんどくなるけど!)

 

ちなみに、G.W商戦で「輝いていなかった」スタッフのケアも大事。(例えば、何か大きなミスをしてしまってそれを引きずっているとか。)本人がどう感じているのか、これからどうしたいのか、思っていることを引き出してあげて、これから先の目標設定が出来たら最高です。

 

繁忙期は成長のチャンス。でもそのためには前もっての仕込みが必要です。

立て直しとともに次の繁忙期への仕込みを開始しましょう!^^

 

 

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(今日はなんか私情が入った記事になっちゃいましたね~・・・)

暮らしマネジメント 入門編

あらためまして、mikaccoです。

このブログでは初カテゴリーの「暮らしマネジメント」について書いてみたいと思います。

 

※「暮らしマネジメント」とは…

マネージャーのマネジメント能力を自分の暮らしにも応用して、日々の暮らしを快適にするための活動。公私ともにストレスフリーな毎日を過ごせる秘訣を紹介します。

 

 

 

働く女性は忙しいもの。

残業が続くと、ぶっちゃけ・・・

部屋ぐっちゃぐちゃじゃないですか。

 

部屋にいないのに部屋が散らかる意味がわからない。

これは店長時代の私の心のつぶやきです。

(今でもたまに思う。)

 

そんなあなたに、暮らしの立て直し方を伝授します。

 

 

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1.気持ちよく目覚めるまで寝る

社会人歴18年の私が胸を張って言えること。それは「健康第一」。

「夕方まで寝ちゃった・・・」と自分をダメ人間認定しない。

その睡眠はあなたにとって必要な睡眠だったのです。

たとえ目が覚めた時に窓の外が真っ暗だったとしても、

「すっきりした!幸せ!」と目覚めましょう。

 

減らすべきは睡眠ではなく労働時間であると気づきましょう。

 

 

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2.ゴミを捨てる

心地良い暮らしを守るうえで一番大切な事。それはゴミを捨てること。

バランスの良い食事はレストランに行けば取れます。

イケてる服はル●ネに行けば売ってくれます。

多少ホコリや水垢がたまっても、まあ死にません。

 

でも、ゴミだけは捨てましょう。

自分をダメ認定しないための最低限が、ゴミ出し。

断捨離とかしなくて良いです。「明らかなゴミ」を毎回ちゃんと捨てる。

おすすめは、24時間ゴミ出しOKのマンションに引っ越してしまうこと。

「寝坊してまたゴミ出しできなかった・・・」みたいな事態を避けられます。

そうでない場合は、ゴミ袋にまとめて「出せる状態」にして玄関に置いておく、

とするだけでも 捨てやすくなります。

 

 

 

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3.窓を開けてベッドメイキングをする

窓を開けて空気を入れ替えます。

枕を所定の位置に、かけ布団をふわっとかける。

ちょっとでも余裕があればシーツを変える→洗濯機をまわす。

さらにちょっと余裕があれば、ベッドまわりをクイックルワイパーorコロコロで掃除する→お部屋全体の床を掃除する。

 

 ベッドまわりは死守です!そうすれば、心地よい睡眠が保証されます→1に戻る。

 

 

ポイントは、①「これなら絶対できる」というところまでハードルを下げる②絶対出来るよう環境を整える③そもそも何のためにやるのか目的を明確にする の3点。

 

「暮らしマネジメント」が別に必要ない、という場合はそもそもやる必要がありません。でも、「何とかしたい」と思っている方がいたら、「何のために何とかしたい?」を考えて、行動してみてください。

 

私事ですが、新人店長時代は「足の踏み場もないくらい」部屋が散らかっていました。散らかっていた理由は簡単で、「いつかやろう」があちこちに溜まっていたんです。「あの本、いつか読もう」「あの服、そのうちアイロンかけよう」「あのレシート、いつか家計簿につけよう」「あの壊れた家電、いつか捨てよう」みたいな「いつか」の山。

でも、時間の使い方もへたくそだったので、その「いつか」は決して訪れませんでした。

散らかった部屋を見るたびに、「いつか」に責められて自尊心がゴリゴリ削られていく感じがしました。ていうか、くつろげない。あと、友達とか彼氏とかが急に来ても入れてあげられないし泊めてあげられない。正直、部屋がキレイだったら人生変わってたかもしれません。

 

そんなこんなで、あの頃、私に「暮らしマネジメント」の概念があったら良かったな、と思ってこの記事を書きました。

 

これから、毎週日曜日は「暮らしマネジメント」の記事を更新したいと思いますので、ちょっと毛色は違いますが、こちらも読んでいただけたら嬉しいです。

 

20代女性店長&マネージャーを応援することにした理由

こんばんは。

ブログタイトルを、「頑張る新人店長さんのための駆け込みブログ」から「20代女性店長&マネージャーを応援するブログ」に変えました。

 

ブログタイトルを変えるからには、それなりの理由があります。

ひとつめは、思い出したからです。15年前(!?・・・数えなおしたけど合ってた・・・)、私が新人店長として着任したとき、エリア7店舗中女性が私だけだったことを。それが思いのほか辛かったことを。

ふたつめは、若くして管理職をやっている20代女子から、「年下の男性部下がいきがって言うことを聞いてくれない」という悩みを最近聞いて、20代女性にとっては性別で苦労することがまだまだあるのだなぁ、ということを感じたからです。

考えてみれば、上司(40代以上)はまだまだ「女はでしゃばるな」みたいな古臭くてカビの生えそうな考えを持っている人もいそうだし、同年代男性の中には自分の能力を棚に上げて攻撃してくる奴もいそうだし(大卒新入社員は女性のほうが優秀な人多いですから※私統計)、20代女性ってやっぱり社会の中でまだまだ生きにくいんじゃないか…と。

 

また、以前よりも声を上げやすくはなっていると思いますが、セクハラ・パワハラや過剰労働で苦しんでいる方もいると思います。これまでの記事は、そういう「苦しさ」「辛さ」をケアするような記事は書いてこなかったのですが、これからはそういう方たちが息をしやすくなるような記事も書いていこうかなぁと思っています。(私自身の経験も含めて。)

 

ブログタイトルはあえてのメッセージを込めて「20代女性」としましたが、もちろんアラサー女子もアラフォー女子も、若年男子も年齢不詳のおっさんも大歓迎でございます。決して男性の新人店長を応援しなくなったわけではありませんので、これからも覗きに来てくれたら嬉しいです。

 

あ、あとブログタイトルに合わせて名前もちょっと変えます。

今後は”mikacco”で更新させていただきます。

 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。